- 2021.04.30
- 湘南台店
世界遺産でカーテンコーディネート vol.1
こんにちは ジャストカーテン湘南台店です。
今日から新しく『世界遺産』をテーマにカーテンのコーディネート✨をご提案していきます♪どうぞお付き合い下さいませ。
まず、個人的にとっても行ってみたい場所からスタートしてみます!!
★ 遺産名称 : タージ・マハル
★ 遺産種別 : 文化遺産
★ 登録年 : 1983年
『タージ・マハル』とは、16世紀から18世紀までインドを支配したイスラム王朝のムガル帝国、第五代皇帝のシャー・ジャハーンによって建てられた、妃ムムターズ・マハルの墓廟です。
王は他の王のように複数の妻を持つこともハーレムを築くことも無く妻だけを愛し、戦にも連れて行くほど妻をいつもそばにおきました。
二人は結婚生活18年の間に14人の子供をもうけましたが、最後の女の子を出産した後、妻は亡くなりました。
シャー・ジャハーンはあまりの悲しみに1週間公の場所に姿を見せず、2年間宴を催す事もありませんでした。
喪が明けるとシャー・ジャハーンは政治を半ば放棄し、生前妻が望んでいた「後世に残る墓を建ててほしい」という願いを叶えるために、墓の建築を開始しました。
世界各地からあらゆる素材、人材を集め、約20年の歳月と2万人の労働力を投入し、1653年純白のタージ・マハルを完成させました。
この純白のタージ・マハルの見所は大きく2つあります。
まず1つ目はシンメトリーです。
南北に560メートル、東西に303メートルの広大な土地に建てられており、敷地内には巨大な庭園と建物を反射する大きな水路が配置されています。タージ・マハルが完璧なシンメトリーと言われるのは、左右対称なだけじゃ無くこの水路に建物が映り込み、なんと天地対称にもなっているからです。
そして見所2つめは壁に彩られたアラベスクです。
アラベスクとはイスラム美術の装飾模様の事です。植物のつるや葉、花、幾何学模様などがモチーフになっています。真っ白い大理石の壁のアラベスク模様が美しいのは、はめ込まれた一つ一つの石が宝石だからです。水晶、めのう、サンゴ、琥珀、ダイヤモンド等を使い美しく仕上げられています。
実はシャー・ジャハーンはタージ・マハルと河をはさんで、黒大理石を基調とした自身の墓廟を建てる計画でしたが国庫は底をつき叶う事はありませんでした…。
ということで、『タージ・マハル』をイメージしたカーテンコーデです。
真っ白でキラキラなスパンコールが輝くコーデです。
王が亡き妃のために長い歳月と大勢の労働力をかけ建てたお墓は今もなお白く美しく輝いています✨
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