- 2021.08.28
- 神戸北店
カーテンを片開きにしたいときに気をつけること
カーテンを買い替える時、今度のカーテンはこうしたいんだけど~というご相談をたくさん受けるのですが、その中でよく言われるけど簡単にはお勧めできないことってたまにあります。
今回そういったよく言われるご希望の中で特に「カーテンを片開きにしたい」について、メリットやデメリット、気をつけた方がいいことをご紹介したいと思います。今、ちょっとカーテン変えたいな~と思っている方にも参考になればうれしいです。
カーテン片開きのメリット
ご希望が多いということはメリットもあるということです。
まず一つは風対策ができること。
風を入れたくて窓の片側を開けた時、両開きだと両端にカーテンがたまっているので、窓を開けたところからカーテンが風にあおられることがあります。片開きだと、窓を開けたサッシの反対側に全部まとめることで風にカーテンがあおられるのを防ぐことができるのです。
二つめは間取りにもよりますが、窓が並んだりつき合わせになっている配置だと、カーテンのたまりが重たい印象になりがちなところ、片側に寄せることですっきりする場合もあります。
コーナーつき合わせ窓の両開きと片開きの比較写真です。
コーナー部分のカーテンのたまりがなくなり、お部屋の印象がすっきりしますね。
カーテン片開きのデメリット
逆にデメリットの一つ目は鍵の開けにくさ。
サッシのカギは2枚戸のサッシの間についていることが多いですよね。そこにカーテンの切れ目がなくひとつながりだと、鍵を開ける度にカーテンを半分まで開けるか、裾から手を入れてたくしあげなければいけません。毎日の動作だと思うとちょっと面倒くさく感じるかも…例えば日中は開けているカーテンの方を片開きにして、レースは両開きにしてもいいかもしれませんね。
二つ目はカーテンを開けた時の見た目。
片側にだけカーテンがたまっている状態は左右均等ではないため、人によってはちょっと違和感を感じるかもしれません。
三つ目はカーテンの重量。
二枚だったカーテンが一枚になるので重くなりますから、お洗濯の時にかさばるかもしれません。
以上のようなメリットデメリットのポイントを抑えたうえで、片開きにしたいかどうか考えてみましょう。
それでは次に片開きにする際に気をつけた方がいいこと、です。
片開きの意外な注意点
今現在ついているカーテンが片開きで、そのまま片開きに替える時はそのままなのであまり気づかないのですが、今現在両開きのカーテンをつけていて片開きに変更するときには注意が必要です。
カーテンの端がピタッとくっつかないかも?
カーテンレールがシンプルな、機能レールと呼ばれるレールの場合です。
両開きの場合、両端は動かないように固定されたランナーと呼ばれるカーテンをひっかける輪っかががついています。
ですが片開きに替えたい、ということであれば、一方はカーテンの一番最後のフックは固定ではなく動くランナーに吊らなければいけません。かけると気付くのですがこのランナー、端にピタッとくっつかずじわじわ端から離れてしまいます。
なんかピタッと閉まらないな…?
となるのです。
この一番端っこのランナーをピタッと閉めたいのであれば、まずレールの端のキャップ部分の固定ランナーに、金属部分があるかどうか見てください。
写真のように金属がついているのであればマグネットランナーで端を止めることが可能です。
レールの真ん中に右と左をピタッとくっつくランナーがあれば、それがマグネットランナーです。このランナーを開閉する側の端に移動させれば、パチッとくっつきます。
手順としては
レールのキャップのネジを緩めて外し、
マグネットランナーまでのランナーを全部取り出します。
キャップの金属部分にピタッとくっつく、磁石になっている方のランナーが最後になるように、他のランナーも戻します。マグネットランナーは二つで一組ですが、磁石になっているのは一つだけなので気をつけて。
キャップを戻してネジを閉めたら完成です。
意外と簡単にマグネットランナーの移動はできるので、きちんと閉まらないカーテンが気になる方はやってみてくださいね。市販の後入マグネットランナーを足す、という方法もありますよ。
リングランナーの付いた装飾レールは要注意!
リングランナーの付いたカーテンレールというのは、写真のようなリング状のランナーの付いた装飾性の高いレールです。
このような装飾レール場合、大きな窓のレールは真ん中のレールを支えるブラケットをリングランナーが通過することができないので、そもそも片開きにできないことが多いです。
写真のカーテンレールはブラケットスルー機構で装飾レールながら大型窓や片開きにも対応できるようになっています。
カーテンレールを取付前から片開きをご検討の方はレール選びの段階から注意しておくといいですよ。
両端の二点だけで止まっている小さめの窓で片開きにしたい場合も注意が必要です。
このようなレールの場合、両端のランナーが内側に来ないよう、両端のレールを支えているブラケットの外側に最後のランナーがついています。この位置にカーテンをかけてしますと動かないので、片開きにしたいときはカーテンの端はブラケットの内側のリングランナーに掛ける必要があります。
ただこのブラケット、窓枠のすぐ上ぐらいの位置についていることが多いです。
そこでブラケット内側のリングランナーにカーテンを掛けると、下の写真のように窓枠や、後のレースが見えてしまうことも…
いかがでしたか?ちょっと細かい話でしたが、カーテンを快適に美しく吊っていただくために、気をつけていただけるといいかな、と思います。
カーテンレールメーカーのTOSOのホームページでもレールに関するQ&Aコーナーがあります。
あるいは、ご自身のレールがどうなっているか分かりづらい方は、レールのお写真など見せていただけるとこちらで分かることもあるかもしれません。
ぜひ店頭の方にもご来店くださいね。
ちなみに神戸北店はこんなお店です。
アクセス…神鉄田尾寺駅より徒歩15分、
車ですと三宮から六甲山を超えて約30分、
宝塚から176号線を北上すること約20分の位置にあります。
六甲山には六甲牧場、
さらに北上した三田市には有馬富士公園、
西の三木市にはネスタリゾート神戸など
お子様と楽しめるレジャーがたくさん。
途中で通る有馬街道には有馬温泉が、
店舗を過ぎて10分ほど車を走らせた位置には
神戸三田プレミアムアウトレットモールがあり、
大人が楽しめるスポットもあるんですよ。
直営牧場による厳しい品質管理の下で育てられた黒毛和牛と肉惣菜の山垣畜産までは車で5分、
シーズンにはいろんな果物狩りが楽しめるフルーツフラワーパークはアウトレットのすぐ近く、
小山ロールで有名なパティシエ・エスコヤマまで車で20分と
グルメも大充実!
休日レジャーにピッタリな北区にジャストカーテン神戸北店はあります。
地元密着型のお店で既存ロールスクリーン・ブラインド・シェード修理のご相談など、
カーテンご購入以外にも窓まわりのことなら何でもお気軽にご相談いただけるお店です。