イギリスのガーデンとカーテン

梅雨も明け、夏の空気に変わるこの頃。
休みの昼下がり。
家の小さな小さな庭の手入れも大変な季節だな・・・と億劫な気持ちで
眺めていました。

最近では雑草対策で庭を造らずコンクリートで固めるお家も増えてますね。
合理的です。

【ガーデン】の語源について所説ありますが、
庭は神様が私たちの人間に耕すように与えて下さった『エデンの園』を再現する場所。
つまり囲みを待ち外敵から遮断されたエデンの園をイメージして
作り上げる一連の作業を「ガーデン（エデンの園の再構築）」

なんて尊い。

さて、
ガーデニングの憧れ　ヨーロッパのガーデンについて。
三大ガーデン　イタリア・フランス・イギリス

その中でも今回はイングリッシュガーデンについて
調べてみました。

緑をたくさん使った自然の景色、風景画のような川や池。
自然なマテリアルを配したガーデン。
片田舎の小さな庭に溢れるハーブと果樹の調和されたガーデン。
計算されたボーダー、花と植物の高低差の帯が美しいガーデン。

自然と共存する。自然回帰のガーデンが
近年、イギリスでは注目されています。

その代表がイギリス人の愛する
「Ｍｅａｄｏｗｓ」
メドウとは草原のことです。一面に咲くか細くも強くゆらゆらと
風に揺れる草花。自然が作り出すカラースキーム。
形式美なシンメトリーなガーデンとは違う
誰の心にもある原風景。

イギリスでは近代化の影響で減少したメドウの生態系を守るため、
７月は「ナチュラル・メドウズ・デイ」とされ
イベントが行われています。
　
イギリスにはたくさん有名なガーデンがあります。

ぜひ行ってみたい
チャールズ皇太子のプライベートガーデン
「ハイグローブ」
チャールズ皇太子が愛と敬意を持って
土地に向き合い労力を惜しまず、４０年近くかけて作り上げたガーデン。
中でも
Ｗｉｌｄｆｌｏｗｅｒ　Ｍｅａｄｏｗ野の花の牧草地
５千坪ほどに咲き乱れる野草はまるで楽園のようです。

そんなイングリッシュガーデンを感じられる
カーテンをご紹介致します。

ドレープ　Ｊ－９８０４６
https://www.justcurtain.com/products/detail/15697?shop_code=sos0009&in_shop=0
レース　　Ｊ－９２５５９
https://www.justcurtain.com/products/detail/8630?shop_code=sos0009&in_shop=0
タイバック　ＣＴＢ２０１８ＩＶ

ドレープ
メドウ・野原草がモチーフ。
アンティーク調のリネンライクな生地にいきいきと描かれた野原草。
スモーキーな色彩は優しくも荘厳なイギリスの初夏のよう。
レース
ざっくりしたリネンライクなテクスチャー。
ナチュラルでグレイッシュなカラーを合わせて。
素朴でエレガントなメドウコーデ。

続いては、
イギリスを代表するデザイナー
ニナ・キャンベル

王室邸宅のデコレーション、パリ・ロンドンのラグジュアリーホテルの
デザインなど手掛けているデザイナーです。
エレガントからエキゾチックなデザインまで
自然やその都市の文化・建造物にインスピレーションを受けた
多彩なモチーフは人々を魅了します。

ニナ・コレクションから
ＬＥＳ　ＩＮＤＩＥＮＮＥＳ　アンディエンヌ

ブランド：Ｎｉｎａ　Ｃａｍｐｂｅｌｌ（ＭＡＮＡＳ ＴＲＡＤＩＮＧ ＩＮＣ)　　
コレクション：ＰＡＲＶＡＮＩ
Ｐａｒｖａｎｉ　ＮＣＦ４４００－０１
https://www.manas.co.jp/interiorlibrary/products/detail/20072091

東インドから渡来した綿布、アンディエンヌ。
１７世紀からフランスのテキスタイルのトレンドともなった
アンディエンヌからインスピレーションを受けたコレクション。

ヒンドゥー教の神話に出てくる
孔雀Ｐａｒｖａｎｉ。厳格で神秘的なモチーフ。

孔雀・植物・ピーコック。それぞれを
繊細で軽やかな擦れたタッチで描き
曲線がペイズリー柄のように表現されています。

ハンドブックプリント（インド古来から伝わる木版）で
プリントされた色彩は優しく淡く力強く美しい。

丁寧に作り上げられたデザイン。
色彩や曲線はニナが優しく物語を語りかけてくれるような
気持ちになります。

今回のブログでイギリスについて調べていると、
イギリス人の美意識の高さに驚きました。

伝統と文化を重んじ、自由で独創的。
利便性・合理性・機能だけでない
美しくなければ意味がない。その為には労力を厭わないのです。

窓も機能性はあまりありません。
何故ならそのガーデンに似合う美しいフォルムだから問題無いのです。
カーテンも同じで
天然素材の繊細な生地に美しい刺繍や装飾を施し、
たっぷりとしたドレープを束ね、庭を眺めるのです。

ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動のように。
近代化の波に
先人たちが戦い守った芸術と暮らしが
イギリス人の中に今も根付き、
美しく丁寧に暮らしています。

私たち日本人は
西洋文化の影響を受けながらも、国民性から
機能を発展させて来ました。

美しく手間のかかる不便なモノを愛する余裕が無いのかも・・・

でも、やっぱりヨーロッパの文化に憧れ、
少しだけ取り入れたり楽しんだりするのです。

小さな庭を眺め,紅茶を飲みながら。

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取扱いブランド

◉日本フィスバ
◉マナトレーディング
◉フジエテキスタイル
◉五洋インテックス
◉フェデインターナショナル
◉ハンターダグラス
◉クリエーションバウマン
◉川島織物セルコン
◉サンゲツ
◉スミノエ
◉東り
◉シンコー
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商談デスク等の除菌など
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皆さまのご来店をお待ちしております。

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