- 2022.09.18
- 和歌山岩出店
意外と大事な奥行きのはなし。~メカ物編~
こんにちは( * ‘-‘ )ノ”
ジャストカーテン和歌山岩出店スタッフです!
お久しぶりです!
あっという間に夏が過ぎ、秋の気配を感じるようになりましたね。
家の近くにある無人販売所にいつも旬を迎えた野菜や果物が置かれているのですが、もう栗や柿などがちらほら置かれ始めていました。
栗が大好きな岩出店スタッフはさっそく、1袋買って帰りました٩(ˊᗜˋ*)و
甘さ控えめで、すこし固めの栗を茹でてスプーンですくって食べたのですが、本当においしかったです!
秋はおいしい食材がたくさんあるので、すごく楽しみですね!!
食べ過ぎには気を付けないと(´·×·`)。。。
さて今回は、前回の投稿に引き続き意外と大事な奥行きのはなし。シリーズの~メカ物編~をご紹介します✨
~カーテン編~では、主にカーテンボックスにレールやカーテンを吊る場合をご紹介しましたが,
ロールスクリーンなどのメカ物は、商品のタイプや仕様によって必要な奥行きが違うため,
カーテンボックスだけではなく窓枠に内に取り付けるときにも注意が必要だったりします。
ひとつひとつ丁寧にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
◎ロールスクリーンの奥行きは??
メカ物の中でも一番人気で、よく売れているのがロールスクリーン。
窓だけではなく、間仕切りなどでも大活躍する商品です✨
《シングルの場合》
ロールスクリーン・シングルの商品の厚みは、約5cm。
しかし、窓の奥行きが5cmあれば問題なく取り付けられるかというと、そういうわけではありません(´·×·`)
ロールスクリーンの奥行きは、生地の巻経とウェイトバーも必ず確認する必要があります!
生地の巻経とは、ロールスクリーンの生地が全て巻き上がったときに出来る商品の厚みのことです。
巻経は、ロールスクリーンの丈が長いほど大きくなるので、掃出窓などの大きい窓は特に注意していただかなくてはなりません。
またウェイトバーとは、ロールスクリーンの下部にあるおもりのことです。
だいたい太さ2~3cmのものが多いですね。
このウェイトバーは生地を全て巻き上げたとき、ロールスクリーンの後ろに巻き込まれるので、ウェイトバーが通る分の奥行きも必要になります。
したがってロールスクリーンに必要な奥行きは、生地の巻経+ウェイトバーとなります。
だいたいの目安として、最低でも8cm以上は奥行きが必要で、
カーテンボックスに取り付けるとなると奥行きは10cm以上は必要になります。
※この目安は巻経により前後するので、サイズの大きいロールスクリーンはスタッフに問い合わせてみてください!
ウェイトバーが巻き切らなくても大丈夫!という方はだいたい5cm以上の奥行きがあれば、ロールスクリーンは取付可能です!
《ダブルの場合》
ロールスクリーン・ダブルの商品の厚みは、約8cm。
シングルの倍奥行きが必要かと思われがちですが、生地が巻かれるパイプは上下に配置されているので実はそうではないんです。
しかし、シングルと同じようにウェイトバーが巻き上がる分の奥行きは確保しなければなりません。
※ウェイトバーはメーカーによって手前側の生地も上部まで巻き上がるものがありますので、さらに注意が必要です。
こちらもだいたいの目安として
ダブルロールスクリーンは最低でも10cm以上奥行きが必要で
カーテンボックスに取り付ける場合は12cm以上の奥行きが必要になります。
※シングルの場合と同様に、巻経により必要な奥行きは変わります。
ダブルロールスクリーンの場合は、8cmほどの奥行きがあれば取付は可能ですが奥の生地のウェイトバーが上部まで上がりきらなかったり、手前側のウェイトバーも窓枠より飛び出てくる可能性があります(´·×·`)
◎アルミブラインド、ウッドブラインドの奥行きは??
メンテナンスがしやすく、水にも強いので浴室などでも取付が可能なアルミブラインド。
重厚感があり、一気におしゃれ感がでるウッドブラインド。
どちらもすっきりさせるために、窓枠の中に取付るのが人気な商品です٩(ˊᗜˋ*)و
《アルミブラインドの場合》
アルミブラインドのスラット幅(羽の幅)は25mmが標準。
小さい窓や細長い窓に取り付ける時は窓のバランスをとるためにスラット幅が15mmのものを使用したりします。
商品を取付るときに使うブラケットは、メーカーよって多少異なりますがだいたい5cmの大きさのものがほとんどです。
したがって
アルミブラインドの奥行きは少なくとも5cm以上必要で、
カーテンボックスに取付る場合は8cm以上の奥行きが必要になります。
ここで注意していただきたいのが、スラット幅が25mmと15mmのアルミブラインドは同じブラケットを使って取付るので、必要な奥行きは変わらない!ということです。
スラット幅を15mmにすることで商品の厚みや奥行きがコンパクトになると思われがちですが、上部の機械部分やブラケットの大きさは25mm幅のものと変わらないので、取付のときはやはりスラット幅が15mmでも5cm以上の奥行きは必要になります。
カーテンボックスに取付るときは、商品の厚みに加え、取付やすさ、操作ポールの出幅を考慮し、窓枠内に取付けるより大きめに奥行きが必要になります。
《ウッドブラインドの場合》
ウッドブラインドのスラット幅(羽の幅)は50mmが標準。
アルミブラインドと同じように窓の大きさとのバランスをとるために35mm幅のものもあります。
ブラケットの大きさも6~7cmのものが多いです。
したがって
ウッドブラインドの奥行きは少なくとも7cm以上は必要です!
またウッドブラインドはスラット(羽)の厚みもアルミブラインドよりかなり厚いものになりますので、カーテンボックス内に取付けるときは十分な奥行きがないと取付づらいかもしれません(´·×·`)
上の図を見てもわかる通り
ウッドブラインドをカーテンボックスに取付る場合は少なくとも12cm以上の奥行きが必要です!
ウッドブラインドの場合も、スラット幅が50mmでも35mmでも同じブラケットを使用するので必要な奥行きは変わりません!
35mm幅のウッドブラインドは窓のサイズとのバランスをとるのには適していますが、奥行きの十分にない窓には不向きですね。。。(´·×·`)
◎バーチカルブラインドの奥行きは??
ロールスクリーンに次いでこちらも人気のメカ物です✨
短冊形の生地が窓を大きく見せてくれたり、スタイリッシュなスタイルなのが人気の理由です。
レースありver. レースなしver.も選ぶことができるので外からの目線を隠すのにも適している商品ですね♪
しかし、バーチカルブラインドはスタイルによっては奥行きにかなり注意が必要な商品です(*゚◇゚)
詳しく見ていきましょう!!
《シングルスタイルの場合》
不透明生地のみのバーチカルブラインドです。
一番スタンダードなスタイルで、生地を端に寄せたときのたまりが少ないので使いやすいです✨
バーチカルブラインドの場合、レールの奥行きよりもルーバー(羽)の方が大きいため、ルーバーのサイズが奥行きに深く関わってきます。
バーチカルブラインドのルーバー(羽)幅は100mmが標準ですが、商品によっては75mmのものや80mmのものあります。
バーチカルブラインド・シングルスタイルの奥行きは少なくとも8cm以上は必要。
※この場合だと取付は可能ですが枠からルーバーが飛び出てきてしまいます。
ルーバーも全て枠の中に納めてしまうのであれば12cm以上は奥行きが必要です。
奥行きが十分にない場合は、ルーバー幅が75mmや80mmのものを選んでいただくといいでしょう✨
その場合は奥行きは6cm以上必要で、全て枠内に納めるなら10cm以上の奥行が必要になります。
ボックス内に取り付けるときは、
ルーバー幅100mmの場合は12cm以上、ルーバー幅が75mm・80mmの場合は9.5~10cm以上の奥行が必要です。
《センターレーススタイルの場合》
不透明生地とレース生地が交互に配置されているスタイルで、レースが外からの目線を遮ってくれます✨
今かなり人気のスタイルです٩(ˊᗜˋ*)و
厚地のルーバーが立って光を通すようになったとき、レース生地が寝るようになっているので外からの目線を遮ってくれる仕組みになっています♪
複雑な仕組みなので奥行きがかなり必要なのではないかと思われがちですが、実は必要な奥行きはシングルスタイルのルーバー幅が100mmのものと同じなんです✨
なせかというと、100mm幅の厚地のルーバーの間に75mm幅のルーバーが入っているので、奥行きに関係してくるのは厚地のルーバーだけなのです。
したがって
バーチカルブラインド・センターレーススタイルに必要な奥行きは少なくとも8cm以上、枠内に全て納めてしまうのであれば12cm以上必要です。
ボックス内に取付けるときは、12cm以上の奥行きが必要です。
※センターレーススタイルは厚地のルーバー幅が100mm、レースのルーバー幅が75mmと定尺です。
《バックレーススタイルの場合》
ニチベイというメーカー独自のスタイルで、徐々に人気になりつつあるスタイルです✨
センターレーススタイルとは違いレースが厚地の間に入っていないのでたたみ代が少なく、閉めたときも厚手とレースがストライプの様にならないのが特徴です。
ニチベイのHPにもかなり詳しくバックレーススタイルについて書かれているので是非ご覧ください♪
↓
しかし、バックレーススタイルはレースの位置の関係上、他のバーチカルブラインドと比べてかなり奥行きが必要な商品です(´·×·`)
詳しく見ていきましょう!
バックレーススタイルは厚地のルーバーとレースのルーバーをL字に配置されています。
厚地が立つとレースが面を作り、レースが立つと厚地が面を作ります。
上の図のように厚地のルーバー、レースのルーバーが動くので枠内やカーテンボックスに取付けるときにはルーバーの回転するスペースを確保しなければなりません。
したがって
バーチカルブラインド・バックレーススタイルの奥行きは少なくとも12cm以上、枠内に全て納めてしまうには18cm以上必要です。
ボックス内に取付けるときは、18cm以上の奥行きが必要です。
ほとんどの商品はボックスの奥行きが15cmもあれば取付けることが可能ですが、バーチカルブラインド・センターレーススタイルは18cm以上と、かなりの奥行きが必要ですのでご検討中のかたはカーテン専門店のスタッフに一度相談してみてはいかがでしょうか( * ‘-‘ )ノ”
◎プリーツスクリーン・ハニカムスクリーンの奥行は??
じゃばら状のスタイル、和紙調の生地が和室などに人気のプリーツスクリーン。
名前の由来にもなっているハチの巣状の生地で断熱、保温効果があるハニカムスクリーン。
どちらも人気の商品です✨
機械の幅に対して生地も同じ幅で製作されているので、窓枠の中に取付けることが多いこの2つの商品はどれだけの奥行が必要なのでしょうか。
《プリーツスクリーンの場合》
プリーツスクリーンは不透明生地、またはレース生地のみのシングルスタイルと、不透明生地とレース生地が一体になったツインスタイルとがあります。
プリーツスクリーンはシングルスタイルもツインスタイルも必要な奥行きは同じなんです✨
というのもツインスタイルは不透明生地とレース生地は上下に配置されているので奥行きには影響してこないのです!
しかし操作方法により必要な奥行きは変わります(*゚◇゚)
今回は一番奥行きが必要な操作方法を厳選してご紹介します。
一番奥行きが必要な操作方法はチェーン式、ツインスタイルではワンチェーン式です。
上の構造図のようにプリーツスクリーン・チェーン式は横から見るとチェーンの部分が少し飛び出ています。
なので
チェーン部分も含めて枠内にすっきり納めるには、奥行きは8~10cm以上必要です。
ボックスに取付けるときは、奥行きはシングルスタイルの場合は9cm以上、ツインスタイルの場合は10cm以上必要です。
※コードレス式の場合はさらに奥行きが必要になるので、ご相談ください。
《ハニカムスクリーンの場合》
ハニカムスクリーンは、その名の通り断面がハチの巣状(ハニカム構造)になっていることによって外気からの熱や冷気を抑えてくれ、また保温機能も優れている商品です。
最近ではかなり注目されています✨
このハニカムスクリーンもプリーツスクリーンと同じように、不透明生地とシースルー生地を上下に配置するツインスタイルが可能です!
またハニカム構造の大きさも2種類(※メーカーによります)あるので、窓のバランスを見て選ぶことができます。
こちらの商品もわかりやすくメーカーがまとめているのでご参考ください♪
ハニカムスクリーンはスクリーンが25mmか、45mmかで必要な奥行きが少し異なるのですが、今回はより奥行きは必要な45mm生地・チェーン式でご紹介します。
ハニカムスクリーンもプリーツスクリーンと同じように、チェーン部分は少し飛び出るような仕様となっています。
なので
ハニカムスクリーン(45mm)の奥行きは、8~9cm以上必要です。
ボックスに取付けるときは、シングルスタイルもツインスタイルも奥行きは、12cm以上必要です。
※コードレス式の場合はさらに奥行きが必要になるので、ご相談ください。
◎まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は意外と大事な奥行きのはなし。~メカ物編~をご紹介しました。
窓の枠内に取付けることが多いメカ物ですが、商品やスタイルにより必要な奥行きが異なりますので意外と注意が必要だったりします。
またカーテンボックス、ブラインドボックスに取付けるときも奥行きはかなり注意しなければいけないので、こちらの記事をぜひ参考にしていただけると幸いです!
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