- 2024.09.17
- 神戸北店
レースカーテンの裾を軽やかに仕上げるウェイトロック加工
ジャストカーテン神戸北店です。
レースカーテンを注文される時、裾の形まで気にしてますか?
今回はちょっとの違いだけど、印象がぐっと変わるウェイトロック加工をご紹介したいと思います。
ウェイトロック加工とは?
裾三つ巻きとの違い
当店ではカーテンの裾は、三つ巻と呼ばれる、10センチ巾で二回折り返しが標準であることが多いです(デザイン性の高いトルコレースは別)。
三つ巻に対してウェイトロック加工は、おもり付きのテープを縫い付けることで生地の重なりがなく、すっきりと仕上げることができる裾の形です。
ウェイトロック加工のメリット
ウェイトロック加工のメリットは生地の重なりの無い軽やかな印象になること。
透明感の高いボイルレースで比較すると、裾まで透け感がお楽しみいただけることが分かると思います。
出窓など、ちょうど視線の位置に生地が重なってると気になる、といった場合にもウェイトロック加工はオススメです。
遮熱・遮像レースにも
ウェイトロック加工は透け感のあるボイルレースだけでなく、機能性レースにもおすすめ。
「室内が見えにくくて紫外線もカットするレースがいいんだけど、どうしても生地が厚いし、やぼったくなる気がする……」
とお悩みの方、裾をウェイトロック加工にしてみるのはいかがでしょうか。
これだけで裾がすっきり軽やかに、ちょっとおしゃれなレースを吊っている印象になりますよ!
ウェイトロック加工のデメリット
裾が固くなるため形態安定加工がオススメ
ウェイトロック加工は細い金属状のおもしを布端で巻くように縫い付けていきます。
金属状のおもしなので、若干裾が固くなりウェーブが広がりがち。
ウェーブが大きく広がることを抑えるために、形態安定のプリーツ加工を一緒につけることをお勧めします。
三つ巻の方が耐久性は上
デザイン的に優れたウェイトロック加工ですが、三つ巻の裾と比較した時のデメリットとしては、ロックミシンをかけているので一カ所糸が切れるとウェイト全体が取れてしまう可能性があります。紫外線による劣化や、ペットや小さいお子さんが引っ張るといったちょっとしたきっかけで裾が取れる、ということもあるので、見た目より耐久性の方が大事!という方は三つ巻の方をお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとの違いで軽やかに印象の変わるウェイトロック加工。
日中長い時間目にするレースだからこそ、ちょっとこだわって選びたい!という方の参考になれば嬉しいです。