フックやレール カーテンの付け方
カーテンの付け方は、初心者でも行えます。まず、使用するカーテンレールが水平かどうかを確認することから始めます。カーテンレールがしっかり取付けられていることを確認したら、次にフックを使ってカーテンを取り付けます。
フックは、カーテンの上部のポケットに差し込むことが一般的です。
フックを正しい間隔で取り付けることでカーテンがしっかりと安定します。また、フックのタイプによってカーテンの見た目が変わるため、設置する部屋の雰囲気に合ったフックを選ぶことが重要です。
どのフックを選ぶかによって、カーテンの掛け方や外し方が変わるので事前に確認しておくと良いでしょう。
なおジャストカーテンのカーテンにはあらかじめフックは製品にセットされております。
カーテンを取り付ける準備
取り付け位置を決める際には、カーテンの高さと幅を考慮し、適切な場所にカーテンレールを取り付けます。
特に高い場所にカーテンを取り付ける場合は、安全を確保するために脚立や椅子などを使用してくれぐれも事故がないようにご注意ください。
また、ご自身で行えないと判断した場合は専門業者に依頼しましょう。
必要な道具
カーテンレールを適切に取り付けるには、事前の準備が大切です。
カーテンレールの取り付けに必要な工具は主に4つです。
壁付けの場合下地はカーテンレールの設置に欠かせませんのでホームセンター等で入手出来る「下地探し」、位置を決める為のメジャー、ねじ止め箇所をあらかじめマーキングするキリ、プラスドライバーになります。
プラスドライバーは電動式のものがあれば作業をスムーズに終えられます。カーテンレールの設置は高い場所での作業が多いので、安全面を考慮し、作業を素早く終えることも大切です。そのほかにも、足元がしっかりとした脚立や背の高い椅子を用意しましょう。
ぐらつきがなく、安定した状態で作業を行ってください。
カーテンレールの取り付け方の注意
取付ける前にカーテンレールの種類や窓のタイプによって取付けの仕方が変わるのでご注意ください。またカーテンレールを取付けしたいところに障害となる要素がないかもあらかじめ確認しておくのがポイントとなります。
カーテンレールのDIY取り付け手順
窓枠のサイズを測って、ブラケットの取り付け位置を決定します。カーテンを美しく見せることや遮光性にも関係するため、取り付け位置の目安を確認しながら採寸しましょう。
取付の目安:両サイドのブラケットはレールの端から10cm以内、ブラケットは90cm以内の間隔で均等に、窓枠より10cm程度上がおすすめですが下地の位置を必ずご確認ください。
あくまでも目安ですので壁につける場合が下地があるところに取る付ける事です。取付位置が決まったら鉛筆などで印をしておきましょう。注意点として窓周りもよく見ましょう。
エアコンやクローゼットの扉、家具など干渉するものを見落とすとレールをつけてからでは修正が難しくなります。
正面付けと天井付けのポイント
カーテンレールの取り付け位置が決定したら、実際に取り付けていきましょう。正面付けと天井付けに共通することは、鉛筆で印を付けた場所にキリで下穴を開けることです。
正面付けと天井付けのどちらを選ぶかで、部屋の雰囲気や機能性が変わります。
正面付けは、壁から垂直に張り出すようにカーテンレールを取り付けます。天井付けは、カーテンボックスの内側から下げるようにカーテンレールを取り付けます。
また、窓枠内付けは、カーテンが窓にぴったりフィットするため、窓周りがスッキリします。窓枠に直接取り付ける方法であり、窓を強調したい場合には最適です。
取り付ける際のポイントとして、天井付けの場合は天井の素材と強度を確認し、正面付けの場合は窓枠の幅や下地の有無を確認します。
取付方を決めたらお部屋の雰囲気に合った装飾レールや壁や窓枠の色に合わせた機能レールなどを選びましょう。
カーテンフックの選び方
カーテンを購入するとカーテンフックが付いてくることが多いですが、カーテンフックによって機能やカーテンの見え方が変わってくるため、カーテンフックの選び方には多くのポイントがあります。
また、どのような種類があるのかを知っておくことも大切です。
フックの種類と機能
カーテンフックには多くの種類と機能があります。
その中でも、最も一般的なのがアジャスタータイプのフックです。アジャスターフックは、カーテンの引っ掛ける位置を上下に調整できるようになっています。
フックの位置が細かく動かせるため、窓の高さやカーテンの丈に合わせて微調整できる機能があり、カーテンが床にすれたり経年劣化などで縮んだ場合などに対応できます。
他にも、金属性のフックや、フラットカーテン専用のフックなどもあります。レールの種類、取付方法に応じて適切なフックを選ぶことが重要です。
フックの取り付け方法
カーテンフックの取り付け方法は非常にシンプルです。
フックを差し込む場所は、カーテン上部のヒダを取っている裏側の生地が筒状になっている箇所に、フックを差し込むだけです。
筒状になっている生地の場所以外にカーテンフックを通すと、フックが外れる場合や生地に穴をあけてしまう場合があるので注意しましょう。その後、フックをカーテンレールのランナーに掛けるだけです。
AフックとBフックの違い
AAフックとBフックにはそれぞれの特徴があります。
Aフックの大きな特徴は次の通りです。レールが見えるタイプ、ほとんどのカーテンレールに対応可能、カーテンを寄せるとカーテンがきれいにおさまります。
Aフックはすっきりとした空間を見せられる点が魅力で汎用性が高いです。
一方、Bフックの特徴はレールが隠せるタイプ、使用できるカーテンレールが限られる、カーテンを寄せるとヒダがまとまりづらいといった欠点もあります。
しかしカーテンレールに掛けた時にカーテンがカーテンレールを隠すため、カーテンレールとカーテンの隙間がなくなり光漏れを大幅に軽減します。
どちらのフックもカーテンレールに簡単に取り付けられますが、それぞれの特徴を理解し、カーテンの用途やデザインに合わせて使い分けることが大切です。
フックの種類
Aフック
カーテンを吊るしたときにカーテンレール見えるタイプ。(フックから上に約1㎝の立ち上がり)
Bフック
カーテンを吊るしたときにカーテンレールが隠れるタイプ。(フックから上に約4㎝の立ち上がり)
カーテンのフックはAフックとBフックが主流ですが、実はCフックもあります。
AフックとBフックの中間位の立ち上がりになります。(フックから上に約3㎝の立ち上がり。)
★AフックとBフック、実は同じものなんです。
フックの位置を上に設置しているのがAフック
フックの位置を下に設置しているのがBフック
アジャスターフックの付け替え方
ジャストカーテンではお選びいただくフックによってカーテンの総丈(生地の上部から下部までの長さ)が変わります。
【Aフック】をお選びの場合はご注文サイズに+1cmした高さ
【Bフック】をお選びの場合はご注文サイズに+3~4cmした高さ
を工場で計算して縫製します。
Aフックの場合はカーテンの丈を下方向(伸ばす方向)に約1cm、上方向(縮める方向)に約4cm調整できます。
Aフックの場合
Bフックの場合はカーテンの丈を下方向(伸ばす方向)に約4cm 、上方向(縮める方向)に約1cm調整できます。
Bフックの場合
アジャスターフックで高さを調整すると、見た目が悪くなったり、レールや天井に干渉する可能性や思いもしなかったような弊害がでることがあります。あまり頼りすぎず、正しいサイズを測りましょう。
カーテンの採寸について詳しくはこちら
タッセルやハトメ・タブの使い方
タッセルやハトメ・タブを使うことで、カーテンのデザインにアクセントを加えることが可能です。
タッセルはカーテンをまとめる為の装飾アイテムで、カーテンと同じ生地で作るものやロープや金属、クリスタルを使った装飾性の高いものなどがあります。
カーテンを開いて束ねた時広がりをまとめる役割を果たします。装飾タッセルを使えば見た目も華やかです。
ハトメはカーテンに穴を開けて金属リングをつける方法で、ポール状のカーテンレールに通すことでモダンな雰囲気を演出することができます。
裏表の見栄えが良く、フィッティングルームやお部屋の間仕切りにも最適です。
タブカーテンはカーテンに穴を開けずにタブと呼ばれるパーツを縫付けハトメ同様ポールに通して使います。
ブラインドカーテンとその他のカーテンの取り付け方
ブラインドカーテンやロールカーテン、シェードなどの取り付け方は、従来のカーテンとは異なる点が多いため、適切な手順と道具を用意することが重要です。
特に賃貸物件などでは、壁や窓枠に傷を付けないよう注意が必要です。
また、各カーテンの取り付け場所や使い勝手も考慮することが求められます。さらに、取り付け方に合わせたカーテンの選び方も大切です。
ブラインドカーテンの取り付け方
ブラインドカーテンは、木製・アルミなど素材の違ったものや水回りでも使える防水タイプなど、カラーも豊富でお部屋にあったものが選べます。
取付方法は取り付け位置を決めた後、ブラケットを取り付けます。ブラケットを取り付けたら、ブラインド本体をカチッとはめ込むだけで完了です。
ブラインドカーテンの操作方法も簡単で、チェーンやコードを引くだけで調節できます。
賃貸の場合は穴を開けられない場合も多い為、賃貸物件でも使いやすいように工夫されたテンションタイプを選ぶと安全です。
ロールカーテンやシェードの取り付け方法
ロールカーテンやシェードの取り付けはカーテンボックス、天井、壁面、窓枠(外側・内側)にブラケットを固定します。
取り付けたブラケットに、本体をはめ込み、操作用のチェーンやコードを操作し動作を確認して完了です。ロールカーテンやシェードは、窓の内側でも外側でも取り付けが可能ですが、特にシェードは内側に取り付けると見た目もすっきり収まりますので人気のアイテムです。
カーテンのデザインとおしゃれな取り付け方
カーテンのデザインと取り付け方によって、部屋の雰囲気が大きく変わることがあります。
シンプルで洗練されたデザインを選ぶことで、部屋全体がすっきりと見えます。また、おしゃれなカーテンを取り付ける場合は、フィンランドスタイルのカラーやデザインもおすすめです。
フィンランドスタイルは自然の色合いやモチーフを取り入れたデザインが特徴で、部屋に暖かみと個性を加えます。カーテンの素材やパターンも重要で、季節やインテリアのトーンに合わせた選択が、部屋全体のバランスを保ちます。
小窓のカーテンアイデア
小窓にカーテンを取り付ける際は、スペースを有効に活用することがポイントです。カフェカーテンやローマンシェードがおすすめです。カフェカーテンは小窓の下半分だけを覆うタイプで、光を取り入れながらプライバシーを守れます。一方、ローマンシェードはたたむとすっきりと上部に収まり、小窓を広く見せる効果があります。また、小窓には大胆な柄のカーテンや色鮮やかなカーテンを使うと、部屋のアクセントとなり、おしゃれな空間を創り出します。
マグネットタッセルで簡単にカーテンをまとめる
マグネットタッセルを使用すると、カーテンを簡単にまとめることができます。マグネットが内蔵されているため、カーテンを閉じたり開けたりする際にも手軽に扱えます。特に、おしゃれなデザインのマグネットタッセルを選べば、カーテンをまとめた際にもインテリアとしての美しさを保つことが可能です。また、マグネットタッセルはふさかけを使わないため、壁や窓枠に穴を開ける必要がなく、賃貸住宅でも安心して使えます。色やデザインも豊富に揃っているため、部屋のスタイルに合わせて選ぶ楽しみもあります。
おしゃれなカーテン取り付けのコツ
おしゃれなカーテン取り付けにはいくつかのコツがあります。まず、カーテンの丈を長めに設定すると、部屋が広く見える効果があります。また、カーテンレールを窓枠よりも上に取り付けると、天井が高く見えるため、開放感が生まれます。フィンランドスタイルのカーテンを取り入れる場合、自然な木の素材やナチュラルな色合いのカーテンロッドを使うと、統一感が出ます。さらに、色や柄のバリエーションを楽しむために、季節ごとにカーテンを替えるのも一つの方法です。
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