家でも意外にカンタンな洗い方!
カーテンの洗濯方法と注意点を解説
この記事でわかること
- カーテンの洗濯方法のポイント
日本最大のオーダーカーテン専門店ジャストカーテン。カーテン・シェード・ブラインド・ロールスクリーンなど窓周りのインテリア商品のプロが、選び方・コーディネート・お手入れ方法など、カーテンに関する知識・ノウハウを発信しています。
家庭でカーテンを定期的に洗うことは、室内の空気を清潔に保つために非常に重要です。本記事では、カーテンの洗濯方法や注意点について詳しく解説します。カーテンの洗濯には特別な道具や技術は必要なく、正しい手順を理解すれば誰でも簡単に行えます。まずカーテンの洗濯可能な生地か確認し、洗濯ラベルの指示を守ることが大切です。これから実際の手順や注意点を詳しく見ていきましょう。
カーテンって洗濯するの!?
一般的に、カーテンの寿命は長くて10年程度。中には購入から10年以上使用し続け、その間一度も洗濯していないという方も多いのではないでしょうか?どうしても「大きくて重いから面倒」と感じたり、そもそも「自宅で洗濯できるのか分からない」という声もよくお聞きします。
空気が出入りする窓に吊るされているカーテンは、ホコリや花粉、外気の排気ガスなどで想像以上に汚れています。また、湿気の多い季節や、窓の結露などで、カーテンにカビが生えてしまうことも。ですので、少なくとも年に1回程度はカーテンを洗うことをお勧めします。
このコラムでは、意外に知られていないカーテンの洗濯方法、カーテンの洗い方、カーテンの干し方を分かりやすく解説します。
また、レースカーテンによく発生するカビや、冬場の結露対策、防かび仕様に特殊なレースカーテンのご紹介などはこちらのコラムをご覧ください。
カーテンの洗濯頻度とカビ予防
カーテンの洗濯頻度は使用環境によって異なりますが、一般的には半年に一度が推奨されています。特に窓を頻繁に開閉する家庭や喫煙者がいる場合、もっと頻繁に洗濯することが必要です。適切な洗濯頻度を保つことで、カーテンに付着したホコリや花粉、ペットの毛などを取り除けます。そしてカビ予防のためにも、カーテンの換気を心掛けることが重要です。湿気がこもりがちな場所では、洗濯だけでなく定期的な換気や除湿機の使用も効果的です。特に梅雨の時期や冬場の結露が多い時期には、カーテンに湿気がたまりやすいため注意が必要です。室内の空気を淀ませないためにも、カーテンの適切な洗濯とメンテナンスを行いましょう。
まずは、洗濯できる生地なのか確認しましょう
カーテンには様々な素材が使われています。一般的なポリエステルの糸で作られたカーテンはほとんどがご自宅でも洗えますが、リネンやコットンなどの天然素材が使用されたものや、刺繍や装飾が施されたレース生地などは、洗えないケースもあります。
まずは、縫い付けられている洗濯ラベルを確認しましょう。洗えないものはドライクリーニングに出すなどで清潔に保つことが可能です。(洗濯ラベルは各社によって、内容が異なります。詳しくは購入したお店まで問いあわせてください。下記はジャストカーテンの例です。)
洗濯ラベルの種類
取り扱い表示のみかた
洗濯機でカーテンを洗う方法と手順
カーテンを洗濯機で洗う際には、いくつかの手順を守ることで生地を傷めずに綺麗に仕上げることができます。以下に、具体的な手順を紹介します。
フックを取る、カーテンのたたみ方と洗濯ネットの使用法
まず、カーテンを洗う前にカーテンフックを取り外し、その後カーテンを適切にたたむことが重要です。たたむ際には、生地が重ならないように気をつけ、しわが最小限に抑えられるようにしましょう。さらにカーテンを洗濯ネットに入れることで、生地が洗濯中にダメージを受けるのを防ぎます。
それでは手順をお伝えします!
1カーテンをレールから取り外し、ホコリをよく払いましょう
2フックを全て取り外しましょう(フックが生地に引っかかり、キズが付いたり破れたりする恐れがあります)
3いよいよ洗います
4脱水
洗濯機で洗った場合は、そのまま30秒程度脱水してください。このときに脱水しすぎないこと、また乾燥機をしようしないことに注意してください。
カーテンは生乾きのまま、フックを取り付けてレールに吊って乾かしてください。
ヒダの形をきれいに整えて干すことで、乾いた後もウェーブがきれいに出ます。
注意点
カーテンに裏地やトリムなどをつけている場合は、素材を確かめてから洗うようにしてください。
適切な洗剤の選び方と洗濯機での洗い方
カーテンの洗濯には、中性洗剤を使用するのが基本です。これにより、生地へのダメージを最小限に抑えつつ、しっかりと汚れを落とすことができます。また、漂白剤や柔軟剤の使用は避けるのがベストです。洗濯機で洗う際には、弱水流やデリケート洗いのモードを選び、温水よりも冷水を使用すると生地が縮むのを防げます。
カーテンの乾かし方と干す際の注意点
カーテンの洗濯後、適切に乾かすことが大切です。乾かす際には、風通しの良い場所に干すのが基本です。直接太陽光に当てると、カーテンの色あせや生地の劣化が進むことがあるため、陰干しや室内干しがおすすめです。 干す前に、カーテンを軽く叩いてシワを伸ばしておくと、より綺麗に仕上がります。また、フックを取り付けた状態でカーテンレールに掛けることで、自然な形で乾かすことができます。フックを付けずに干す場合は、洗濯ピンチを使って均一に広げて干すと良いでしょう。
乾燥機の使用は避けるのが安全です。高温による生地の縮みや変形のリスクがあるため、自然乾燥を心掛けてください。湿気が多い場合や急ぎで乾かす必要がある場合は、扇風機や除湿機を併用すると効果的です。 最後に、完全に乾いてからカーテンを取り付けることを忘れないでください。湿ったまま取り付けると、カビの原因になります。これらのポイントを押さえれば、カーテンを長持ちさせ、室内を清潔で快適な状態に保つことができます。
コインランドリーやクリーニング店を利用する場合のポイント
カーテンの洗濯は家庭で行うこともできますが、特に大きなカーテンやデリケートな素材のカーテンを扱う場合、コインランドリーやクリーニング店の利用が便利です。これらのサービスを利用する際のポイントをいくつか紹介します。
まず、コインランドリーを利用する際のポイントです。コインランドリーには大型の洗濯機と乾燥機が備わっているため、大きなカーテンでも一度に洗うことができます。しかし、洗濯機の強い水流や乾燥機の高温はカーテンにダメージを与えやすいので、機械の設定を「デリケート」や「低温」に変更することを忘れないでください。また、洗濯ネットを使用することで、生地への負担を減らすことができます。
次に、クリーニング店を利用する場合のポイントです。クリーニング店では、専門のプロがカーテンの洗濯を行うため、デリケートな素材やヒダの多いカーテンも安心して任せることができます。持ち込む際には、カーテンの洗濯ラベルを確認し、特別な取り扱いが必要かどうかをクリーニング店に伝えてください。事前に料金や仕上がりの日数も確認しておくと良いでしょう。
いずれの方法を選ぶ場合でも、カーテンの状態や素材に合った手入れを行うことが大切です。カーテンを長持ちさせ、美しい状態を保つためにも、適切な方法を選んでお手入れを行いましょう。
カーテンの汚れやカビの取り方
カーテンは定期的に洗濯しても、汚れやカビが発生することがあります。特に窓際に位置するカーテンは、湿気や結露によりカビが発生しやすいです。汚れやカビの取り方を知っておくことで、カーテンを清潔に保つことができます。まず、汚れが軽度の場合は、ベーキングソーダ(重曹)と水を混ぜたペーストを使って汚れを取り除く方法がおすすめです。ペーストを汚れ部分に塗り、数分放置した後、水で洗い流すと効果的です。
カビが発生した場合は、漂白剤を使う方法が有効です。ただし、色落ちや生地が傷むリスクがあるため、目立たない部分でテストを行ってから使用してください。漂白剤を水で薄め、カビが発生している部分にスプレーして数分放置し、その後しっかりと水で洗い流します。
手軽にできるリネンや遮光カーテンのお手入れ
リネンやコットン、極細糸のトルコレースは特にデリケートな素材であり、慎重なお手入れが必要です。リネンやコットンは自然素材であるため、週に一度の軽い掃除や日陰で布団叩きなどでホコリを払うだけで十分です。極細糸のトルコレースについては、表面の汚れは固く絞った濡れた布で軽く拭き取ると良いでしょう。いずれの素材も、洗濯する際は中性洗剤を使用し、ネットに入れて洗うのがベストです。
また、洗濯後は色あせや生地の劣化を防ぐために、直射日光を避けて陰干しすることをおすすめします。これらの方法を実践することで、リネンやコットン、極細糸のトルコレースを長く愛用し、清潔に保つことができるでしょう。
ご自宅で洗えるカーテンはジャストカーテンで
ジャストカーテンでは、ご自宅で洗えるカーテン(洗濯可能機能つき)を数多くラインナップしています。ジャストカーテンの洗濯可能カーテンは、家庭用の洗濯機で水洗いしても「色落ちしにくい」「縮みが少ない」ので、ご家庭で気軽にお手入れして、いつでもきれいで気持ちの良いカーテンを楽しめます。
洗濯可能カーテンのラインナップ豊富なジャストカーテン
日本最大のオーダーカーテン専門店ジャストカーテンでは、洗濯可能カーテンも豊富にラインナップ。
洗濯可能カーテンもバリエーション豊富に取り揃えていますので、お好みのカーテンが見つかるはずです。
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洗濯について よくある質問
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カーテンは洗えるの?
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洗濯ラベルの見方がわからない
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カーテンの自宅での洗濯手順は?
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自宅で洗えないカーテンのお手入れは?
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カーテンのお手入れの頻度は?
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カーテンのカビが生えた場合の対処法は?
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